- 公開予定
- 11月15日(金) 〜
- 監 督
- 甲斐さやか
- 出 演
- 井浦新
水原希子
三浦透子
甲田益也子
- 備 考
- 裕福な家庭で育った新次(井浦新)は、妻との間に一人娘も生まれ、
周りから見れば誰もが望むような理想的な家族を築いていた。
しかし、死の危険も伴うような病気にむしばまれ、とある病院で療養している。
手術を前にした新次には、臨床心理士のまほろ(水原希子)が心理状態を常にケアしていた。
しかし毎日眠れず、食欲も湧かず、不安に苛まれている新次。
まほろから「普段、ためこんでいたことを話すと、手術に良い結果をもたらす」と言われ、過去の記憶を辿る。
そこで新次は、海辺で知り合った謎の「海の女」(三浦透子)の記憶や、
幼い頃の母親(斉藤由貴)からの「強くなりなさい、そうすれば守られるから」
と言われた記憶を呼び起こすのだった。
記憶がよみがえったことで、さらに不安がぬぐえなくなった新次は、
まほろに「それ」という存在に会わせてほしいと懇願する。
「それ」とは、病気の人間に提供される、
全く同じ見た目の“もう一人の自分(それ)”であった……。(C)2024「徒花 ADABANA」製作委員会 / DISSIDENZ